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新型コロナウイルス感染拡大の中、地域によっては都心部への往来があった方や、罹患した方もしくは濃厚接触者に対する差別が発生し、それが原因で心の病にかかり、勉学や経済活動に支障をきたすとともに、人権の侵害が起こっています。

また、医療従事者に対する差別により、離職者が増加し治療体制の悪化があるとともに、差別を受けることを恐れ、検査を避け、感染を隠し感染拡大につながるという負の連鎖が起きています。

差別を行うのは、起きている事柄を自分事と捉えることができず、主体的に考えられていないためです。青年会議所は世の中に対し、「我々はコロナ差別をしない!」という差別に対する断固たる決意を表明します。誰もが新型コロナウイルスと共存していかなければならない現状において、人間の安全保障が担保され不安や差別なく経済活動を自由に行える社会の構築を目指して参ります。

宣言文

  • 一、私たちは個性を尊重し、様々な人の立場から物事を考えます
  • 一、私たちはコロナによる差別的発言や差別的行為を行いません
  • 一、私たちは不安や差別がなく経済活動を自由に行える社会を構築いたします
  • 一、私たちはおもいやりをもち、人間の安全保障が担保される社会を目指します
  • 一、私たちは正しい知識啓発に取り組み社会の負の連鎖を断ちます

新型コロナウイルス感染拡大による誹謗中傷や風評被害など差別がなく安心して暮らせるまちづくりのため、公益社団法人 弘前青年会議所においても小山田理事⾧が宣言文に署名を行いました。

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