2021年度理事長所信

基本理念

基本理念

2021年度理事長 小山田 允紀

2021年度理事長 小山田 允紀

勇気凛々

機に臨み変に応ず

基本方針

1.不易流行の組織改革が導く燈々無尽の組織づくり
2.型を知り型を破る守破離実現の人財育成
3.真善美が惹き起こす正射必中の会員拡大
4.子どもたちと地域をつなぐ郷土愛
5.距離も世代も越えた絆の涵養

機に臨み変に応ず

 1951年1月15日、戦後間もない弘前に青年有志が相寄り、青年独自の熱と力を以って経済文化の繁栄と社会一般に貢献し、正義心を涵養して時代を担う清新なる自覚に生きることを誓い、弘前青年会議所は誕生し、戦後の混乱のなか一寸先も見えない状態で始まった運動は、様々な課題や困難に臨み、変化に応じた一歩を踏み出し、歩み続けた一歩一歩が草をかき分け、土を踏み固め、創立70周年を迎える確かな道となりました。
 明確な地図のない未来への道のりは、上り坂や下り坂、でこぼこ道や曲がり道、霧がかったり、地崩れを起こすことさえあります。最善の道を模索し、不測の事態を予測して困難や危機に備えることを怠ってはなりません。しかし無限の可能性が広がる未来を前に一体どれだけのことを想定することができるでしょうか。こぼれ落ちた想定外が目の前に現れたときでも、私たちは目を閉ざしてしゃがみ込むのではなく、立上り進まなくてはなりません。
 世界は今想定外の最中にあります。新型コロナウィルス感染症の影響が拡大長期化し、非日常が日常になり、今までの日常が非日常となって私たちの生活を脅かしています。明けない夜はない、春はやがてやってくるとはいうものの、かつての日常はいつ戻ってくるのか、もしかしたら今までとは違う朝、異なる季節が訪れることになるのかもしれません。非日常を取り込んだ新たな日常を創り出す必要に迫られています。
 機に臨み変に応じて、かつてない未来を切り拓いていきましょう。

不易流行の組織改革が導く燈々無尽の組織づくり

 単年度制で1年ごとに体制が変わり、40歳で必ず卒業を迎える青年会議所において、創立から70年の月日を経てもなお、創始の志は会員一人ひとりのろうそくに火を灯しながら、次代から次代へと火を移し、つながってきました。この灯火が今後も消えることなく、より明るく輝いてまわりを照らし続けるために、変わらない志を守りながらも、70周年の節目である今だからこそ、時代の流れや状況の変化に応じた組織の在り方を求めます。

型を知り型を破る守破離実現の人財育成

 青年会議所には20歳から40歳までという年齢制限があります。人生のなかで最も輝きを放つ青年期を生きる私たちは、今しかできない事、今だからこそ出来る事、今やらなくてはならない事を全うし、次世代へ引き継ぐべく成長しなくてはなりません。代々の先輩諸兄が同じように限られた青年期を駆け、襷をつなぎながら型を築き磨いてきました。まずは70年の経験値が濃縮されたその型を守り継承し身に付けます。そのうえで時代や状況の変化に応じた改善改良を重ねて型を破り、新たに型から離れた価値を創造する人財への成長を実現します。

真善美が惹き起こす正射必中の会員拡大

 青年会議所に入会する動機の多くが自己の成長のため、仲間づくりのため、仕事につなげるためといった利己的なものでも、活動を重ねていくうちに、人のため、地域のためを想い行動ができる人財へと成長させてくれます。地域をより良い方向に導くためには利他の精神を持つ人財が一人でも多く必要です。会員拡大活動に際し、相手は入会するべきかどうか、目の前の私たち一人ひとりの言動や立ち居振る舞いから判断するしかありません。青年会議所の価値を本心で理解し、心の底から魅力を実感し、自信をもって輝く堂々とした姿を見せることができなければ相手の心を動かすことはできません。正しい方法で、正しい方向に、正しい心で射られた矢は必ずあたります。常に真道を追い求め、明るい豊かな社会を築くために善行する、その真と善が一体となった姿は美しく、自ずと人を魅了し、惹きつけるはずです。地域の未来を共に考え、共に行動できる同志を惹き起こします。

子どもたちと地域をつなぐ郷土愛

 地域とはそこに住み暮らす人々の営みの連続体であって、地域で子どもたちが育ち、育った子どもたちが地域を支え、やがて地域を先導し、また次の子どもたちを育てるという連綿とした結びつきが地域を持続可能にします。少子化、核家族化、都市化、情報化はますます進み、人々の価値観や生活様式が多様化するなかで、人間関係の希薄化、個人主義の浸透、経済性や効率性重視の社会風潮が地域のコミュニティー意識を衰退させ、弘前においても人口流出を生んでいます。このまちにはねぷたやりんご、お城に桜と圧倒的唯一無二の魅力がたくさんあります。子どもたちを地域に巻き込み、愛郷心を育み、このまちで学びたい、働きたい、そしていずれは子を育て、暮らしていきたいという思いを醸成し、郷土愛で子どもたちと地域をつなぎます。

距離も世代も越えた絆の涵養

 2021年は、互いの名産品であるりんごとバナナが縁でつながった苗栗國際青年商會との姉妹JC締結50周年、津軽藩士の北方警備が縁でつながった斜里青年会議所との友好JC締結35周年、三代目津軽藩主の母辰姫が縁でつながった太田市(旧尾島町)で弘前ねぷたの運行が始まって35周年と慶事に恵まれており、城下町が縁でつながった松本青年会議所とのけやぐJC協定(旧城下町まちづくり交流都市提携青年会議所協定)も9年目を迎えます。距離を越えて、世代を越えて培ってきた大切な同志との絆をこれからも涵養します。

勇気凛々

 人生は判断の連続で、正解は一つではないかもしれないし、選択肢の外に隠れていることもあれば、正解だったはずの選択が不正解になったり、そもそも正解なんてないこともあるでしょう。たとえ不正解だったとしても、迷い悩んだ判断の積み重ねが経験や自信となり次の正解へと導いてくれます。判断することを恐れず、逃げずに、凛々とした勇気をもって前へと進んでいきましょう。

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